彼の別れ方

私の知っている、ある聡明な男性がいました。 彼は同じ大学で同じように学んでいるのに、まったく違うことをいい、考えていました。
恋愛に関しては、とても相手を大切にする、我々から見れば「大人」でした。


しかしかたくなな部分があり、自分を変えよう、あるいは批判しようという言葉や言動には非常に敏感でした。
「恋人も他人だ。違うところもある。それは合せてもらわないと困る」。
そういう男性は、年齢が上がると増えてくるように私は思います。
女性は自分に対する干渉をあまり嫌いません。いくつになっても、それを愛情と考える人もいるくらいです。
しかし彼は大学生のまだまわりが不安定な時期から、そう考えていました。きっと精神的に早熟だったのでしょう。
彼の別れ方はいつも同じ。
「君はまだ精神的に成長していないところがある。自分とは合わない。」
男性からみたら、それが普通でしょうか?しかし女性の私には、いささか人間として、その部分に違和感を持ちます。


自分への批判をちゃんと聞いて、自分の考えを分かってもらおうとするならそれは当り前のことです。
しかしその彼は、批判をきくと自分が負けた気がきっとするのでしょう。
だから批判される前に自分から相手を切ってしまう。痛い思いをしたくない、という本能がそうさせるのでしょう。
別れる時には自分が出ます。気をつけましょう。